小説は自分の内なる思考や感情を表現するための手法です。仮想世界を創造してオリジナル物語を紡ぎ出すことができます。
緻密な構成と独自の演出を駆使して読者に深く訴えかけ、理解と共感を引き出します。
物語を通じて生まれる交感は、豊かで深いコミュニケーションです。
自作小説を持つことは、自己表現の究極形であり、セルフブランディングにつながります。
その喜びは、他の何ものにも代えがたいものです。自分自身を理解し、他人に理解される喜び、自分の存在を世界に刻むことのできる数少ない方法です。
長編原稿プラスの小説代筆には、様々なご希望が寄せられます。
長編原稿プラスはご依頼者様に取材をお願いし、小説代筆を行います。
中には、ご自身で執筆されている方もいらっしゃいます。
しかし、多くの場合、様々な理由で中断しがちです。
長編原稿プラスはご希望を伺い、小説の【どの部分】を【どのように】サポートするかご提案します。
よくあるご用命は次の通りです。
小説代筆に決まった形はありません。創作上の疑問や問題点をご相談ください。
長編原稿プラスがお話を伺い、ご依頼者様に適したご提案をいたします。
小説代筆――「ニーズがない」と思われがちですが、意外に多くのお問い合わせがあります。
見つけてくださった方からは喜びの声が。
「まさに探していた代行サービス!」
「これで温めていたアイデアをカタチにできる!」
実際に私どもの代筆をご利用いただいた方からは――
「ライターさん色の強い小説にされないか不安だったけど、そんなことなくて安心」
「丁寧な制作の進め方で、分からないことは何でも訊けた」
「主人公の再現度が、思ってた通りで感激」
そのほか、こんな声も。
「装丁や自費出版の相談ものってもらった」
「生成AIは長編の作文が苦手らしく、何度書かせてもうまくいかなかった。やっぱり人の手だね」
「小説を作ってもらってからは、会社の提出文とかもお願いしてる笑」
数々の声はご信頼の証。全てのご依頼者様にご満足いただきたい。その想いは設立当初から変わりません。
長編原稿プラスは、小説のみを対象とした代筆サービスから始まりました。5人のライターが専門性を活かし、ご依頼者様に高品質の原稿をお納めしていました。当時オンライン上の代筆サービスは少なく、小説特化型はほぼ唯一だったように思います。
のちに解散し、代表ライター田中が『さくら作文研究所』を興し、小説・自分史の代筆を主とする『長編原稿プラス』を旗揚げしました。根底には当時培った小説代筆のノウハウが受け継がれています。
【小説代筆】は、純粋な【小説執筆】とは似て非なる専門性があります。
【小説執筆】に求められるのは、作者自身の内省と工夫です。作者の中にないものは作中に現れることはありません。
かたや【小説代筆】は、幅広い素養が必要になります。
取材でご依頼者様のご意向をうかがうコミュニケーション力、ご意向を構成化する想像力。もちろん標準以上の文章力は必須です。
さらに、「2重の視点」が必要となります。ご依頼者様の要望を承りつつ、ご依頼者様の読者に応えるためです。それにはご依頼者様と代筆者とのシナジーが不可欠です。
長編原稿プラスの物語作成代行は、ご依頼者様へのオリエンテーションからはじまります。
どのような物語を、どのくらいのボリュームで書きあらわすか。登場人物はどれくらいいて、どんな世界でどんな風に立ち回るのか。
どのくらいの予算で、いつまでに完成させるのか――。
ご依頼が百あれば百の物語があり、百のプロセスがあります。
Mさんのご依頼は多種多様なオリジナルストーリー。様々なジャンル作品(異世界物語・タイムスリップもの・近未来SF・ファンタジーなど)を、リピートで何作もお手伝いいたしました。
出版した作品は大手通販サイトで高評価を博し、コメント欄は次作の期待であふれかえっています。
確かに、原稿は私どもでお手伝いしましたが、着想と企画はMさん。「アイデアをじゃんじゃん送るから、片っ端から形にしてよ!」。Mさんから次の企画の届けられるのが、楽しみになっています。
Nさんのご依頼は歴史小説。郷土史家で、地元の古跡を研究し、通説にない独自の見解を見出すに至られました。小説ご依頼にあたっては、独自見解に沿った郷土史を大河ドラマのように迫力たっぷりに描き、読者の興味を引いて自説の浸透を深めたい、とのこと。
構成段階で、Nさんが自身の見解を刷新して何度もリテイクとなりましたが、最終的に大作が完成しました。
「本当は何度か諦めそうになったよ」と、のちのお言葉。「自分で書いていたら、放り出していただろう。頼んだから最後まで完結できた」。夢をかなえるお手伝いが出来て本当に良かったです。
Yさんのご依頼は、ご自身の半生記に空想をプラスして青春を再体験するというものでした。実在するご友人や故人との実際のエピソードを、オリジナルのアイデアをコーティングするにあたり、ライターはYさんのお好きな音楽を聴いたり、旅行したというルートをオンライン上で追体験してみたり、感覚的にご依頼者様と近くなるためにできることをしました。
Yさんは完成した作品をご覧になり「お願いして本当に良かった。青春時代に通り過ぎていた大事なものに気づかされた気がする」と感激の言葉を述べられました。
→ロングインタビュー|依田さんのケース【導入事例】
もちろん、これらは実績のごく一部です。
代筆のご依頼ごとに、夢があり、ドラマがあり、完成後の喜びがあります。
自分史・小説・専門書など長編原稿を作成する際の取材のあり方について、グループサイト【さくら作文研究所】WEBサイトに大まかなパターンとポリシーをまとめています。
同サイト[取材とポリシー]をご覧ください。
答えは明快で「読者の感慨を誘う」作品です。もっとも、これは小説に限らず、どんな文章にも言えます。敢えて小説に限って考えると「モチーフとその増幅のプロセス」を実現している作品だと思います。
特徴的なモチーフで読者の関心を引き、話の展開で増幅拡張させて面白さや味わいを生み、オチでうまく結ぶ、という流れです。
増幅プロセスには様々な演出技法がありますが、これらは基本的なストーリーラインがあった上での技法ですので、やはり根本はモチーフと、それをコントロールして増幅させる点にあるでしょう。いかにモチーフを使いこなしておもしろくするかが作成の勘所となります。
モチーフの選定はご依頼者様との綿密なやりとりが不可欠です。
ご依頼者様はご依頼にあたり、作品を一定の段階に仕立てられています。その仕上がり具合は様々です。
ご依頼にあたっては、まずは思いのたけをお伝えください。
「どんなテーマを、どんなふうに、誰に読ませたいか」
ご依頼者様のイメージを最大限に増幅し、豊かな物語をつくるお手伝いをいたします。
言うまでもなく「筆力」です。
ひと言「筆力」といっても様々です。企画力・構成力・文章力などなど。
文章作成に直接関係するそれらの力以外にも、小説作成に必要な洞察、すなわち、社会への関心や哲学的思考法といった人文学的素養も不可欠です。筆力にそれを追加した力は「総合力」と呼ぶべきものです。
小説は複雑な構造物です。作家は様々な要素を適切にアレンジし、まとまりのある作品として完成させます。この芸当は作家の個性に委ねられているわけですが、これが巧ければ、小説は成功します。
これが「総合力」です。小説作成のための全方位型ノウハウのことです。
逆に言うと、小説は専門性の世界ではありません。ジャンルは作品の可能性を閉ざします。
総合力のメリットは目標設定をシンプルにできることです。専門的であると「これを分からせる」「あれを説明する」「そのために作品を著す」といった具合に小さく収めてしまいがちです。
総合力があれば、ある程度中身を有したままに、もっと実感的になります。
「(分かってもらえた上で)面白く豊かな作品を!」と。
長編原稿プラスは多岐にわたるご依頼を通じ、多方面にノウハウを積み上げてきました。ぜひお話しを聞かせていただきたいと思います。
完成した作品を、製本して流通させる……まさに表現者の夢です。
長編原稿+は自費出版のご相談にも応じています。詳しくはお問い合わせください。
※ 印刷製本・出版流通のみのお問い合わせはご遠慮ください。
「長編原稿プラス」は、代筆専門「さくら作文研究所」の運営する原稿作成代行サービスです。「本を出したい」「自分を表現したい」――その想いは万人の根底にあるもの。小説のゴーストライティングを専業としていた時代から培った『原稿力』を駆使し、原稿作成と自費出版のサポートで、みなさまの夢の実現に力を尽くします。
代筆家。 鹿児島出身。広告制作を経て文章クリエイティブに携わり、2010年に小説代筆専門「小説代理原稿連合会」を設立。2014年にフリーランスとなり、「さくら作文研究所」をはじめ数々の代筆ブランドを運営する。手紙・スピーチなど短文原稿の他、小説・自分史等の長編原稿を手掛け、400件以上の受注実績を持つ。著書に『読ませる個人史のつくりかた』『創作系ゴーストライターのつくりかた』『落語随想 八世可楽解釈』などがある。
ゴーストライティングのために書影をご紹介できないのが残念でなりません。
多くのご依頼者様が個人出版(ハードカバー/ソフトカバー)されています。印刷までご依頼いただいたご依頼者様には、もれなく電子書籍化もいたしております。10ページほどの配布用小冊子(販促小説)から、ハードカバー豪華装丁の社史作成まで様々です。お気軽にご相談ください。